題名のない音楽会を見て
9月17日放送の「題名のない音楽会」見ました。毎週楽しみに見ているのですが今回は反田恭平さん小林沙羅さんが出るということで!
(荒木さんは存じ上げませんでしたゴメンなさい!!)
先ずは反田恭平さん ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲Op43
18変奏からの演奏で残念〜。観覧行った方はフルで聴けたんでしょうね。羨ましい!
主題の反行形でどうしてこんなに美しすぎるメロディが生まれたのか!!いつも心ときめきます!
いつもですが反田さん汗がすごい(゚o゚;;
演奏中も汗が滴る良い男状態になってます!!
繊細な演奏からの激しく強烈な演奏、素敵でした!
お次はオーボエの荒木奏美さん。東京交響楽団首席だそうで!まさに気鋭の新人ですね!
のだめカンタービレ黒木くんが演奏した曲で有名ですね!
技術的なことは分かりませんが細かいフレーズも音程が安定していて聴いていて心地よい、
そして見た目の可愛らしさに反してパワフルな演奏でした!
実は私ダブルリードに憧れてましていつかオーボエかファゴット演奏したいです(´-`).。oO
最後は小林沙羅さん!もう34歳なんですね!いや、今も十分お若いんですがΣ(・□・;)
曲はレハールのメリー・ウィドウから「私の唇は熱いキスをする」
小林さんの魅力が引き立つ選曲です!華やかですね〜!
歌はもちろん素晴らしいんですが、舞台で自分を表現するのが好きという小林さんの
舞台上でのイキイキした表現力、ダンスが素敵です〜(^^)
若いアーティストの活躍で、私たち若い世代にもクラシック音楽がもっと身近なものになったらなぁと思います…♪
西洋音楽史 クラシックの黄昏
有名なので皆さん既に読んでる方が多いかもしれませんが
以前読んで面白いなと思ったのでご紹介します!
現在、京都大学人文科学研究所の岡田暁生教授の著書「西洋音楽史 クラシックの黄昏」
(以下抜粋)
この本を手にとってくださる方々の多くは、いわゆる「クラシック音楽」にある程度なじみのある読者であろう。
「第二次世界大戦以後の音楽には詳しいが、モーツァルトは耳にしたこともない」とか「鑑賞するのはもっぱらアルス・ノヴァからモンテヴェルディまでで、十九世紀の作曲家はチンプンカンプン」などという人は、いたとしてもかなり少数派だろう。
多くの読者にとって一番近い感覚がもてるのは、バッハからマーラーやドビュッシーあたりまでの音楽のはずである。
上記のプロローグから始まります!
本当にアルスノヴァからモンテヴェルディ中心に鑑賞されてる方が居たら驚きですよね(笑)
こんなユーモアある人が音楽の先生だったら面白そう!
クラシック音楽の成り立ちから現代音楽まで、その時代に対してのクラシック音楽の在り方が書かれているので面白いですよ。読んだ事がない方がいたら是非♪
ドニゼッティ ランメルモールのルチア
今度、母の勧めでハンガリー国立歌劇場の来日公演「ランメルモールのルチア」を観に行く事になりました!
今までオペラは椿姫、ラ・ボエームを観に行きましたが、どちらも市民オペラの様な感じで、本格的なオペラははじめて!とっても楽しみです!!
母にチケットを買っておいてと言われHPを見るとS席28,000円!A席24,000円!B席18,000円!…オペラって高いですね(泣)
今回は母の知り合いがコンマスを務めるとの事で奮発してA席に!(S席は無理でした 笑)
調べてみるとソプラノ歌手、エディタ・グルベローヴァさんの超絶技巧が見所のようですね!御年70歳現役!カッコイイ!
そういえば来年春にまたドニゼッティの愛の妙薬を観に行く予定です。ドニゼッティの曲自体を聴いたことがないので予習してから行こうと思います。楽しみ!
まだチケットあるみたいなので、気になった方はどうぞ♪
ベルク ヴァイオリン協奏曲
先月の話ですが、母からコンサートに誘われ曲目を見ると、
・メンデルスゾーン 序曲フィンガルの洞窟
・アルバン・ベルク ヴァイオリン協奏曲
うっ、、。メンデルスゾーンは良いとして初心者の私にとってベートーヴェン4番はとっつきづらい。それ以上にベルクは無理!と弱音を吐いていました(笑)
せっかく母が誘ってくれたのでベルクのヴァイオリン協奏曲について調べてみることに。
「ある天使の思い出に」という副題のついたベルクの中では代表的なこの曲。友人の娘マノンを大変可愛がったベルクが小児麻痺によって亡くなったマノンへ送った曲なのです。
(演奏は諏訪内晶子さん動画でも分かる素晴らしい演奏です!!!)
[Concerto] Berg, Violin Concerto [Akiko Suwanai, Pierre Boulez, Gustav Mahler Youth Orchestra
出だしから不安な出来事を予兆させるような旋律。だんだんと激しさを増しマノンの死によるベルクの心の痛みが現れている様です。。
マノンの死に捧げる曲だったヴァイオリン協奏曲ですが、完成後にベルク自身も亡くなってしまうのです。
「楽しかった」「素敵だった」では収まらないベルク人生の1曲。やはり私には難しかったけど生でこの演奏を聴く機会に恵まれ良かったなあと。(演奏会では超絶技巧も見所の一つです!)
12音技法の意味も理解できない私が、まさかブログを始めて2曲目がベルクとは!(笑)12音技法、無調音楽を作曲するためのガイドラインの様なものと捉えていますが合っているんでしょうか…(笑)
シューマン 献呈
現在、全国ツアー中の反田恭平ピアノリサイタル
行ってきました!!!
今までオーケストラをメインで聴いていた私にとってはピアノリサイタル眠くならないかなと心配してましたが、全然そんなことありませんでした!
その中で「シューマン 献呈」が美しすぎたのでご紹介しますね
ドイツ作曲家 ロベルト・シューマン
彼の歌曲をリストが編曲しピアノ曲として有名なのです。
とっても甘く美しいメロディでシューマンの世界観に引き込まれます…。
3:11あたりから徐々に盛り上がり始め3:45で盛り上がりが絶好調に!!胸熱です!!
こんな素敵なメロディにどんな歌詞が付いていたのか気になり調べました。
<歌詞>
献呈(君に捧ぐ)
僕の恋しいひと 僕の愛しいひと
君こそ僕の喜び 僕の苦しみ
君こそ僕の生きる世界
君こそ僕の目指す天国
ああ、君という墓に僕は
悩みを永遠に埋めてしまった
君こそは憩い 君こそは安らぎ
君こそ天から授けられたひと
君に愛されて 僕は生き甲斐もわく
君に見つめられて 僕は輝く
君に愛されて僕は伸びゆく
ぼくの恋しいひと 僕の愛しいひと
結婚式前日シューマンが奥様クララへ送った曲だそうで。
とってもロマンチック!素敵な歌詞ですよね!
こんなロマンチックなこと言ってくれる男性は現実に居るんだろうか(笑)
自己紹介①
25歳、会社員をやっています。クラシック音楽テーマのブログを始めてみましたが、現在、演奏活動をしているわけでもなく、趣味で聴いている程度です。
学生時代は吹奏楽部でしたがクラシック音楽を聴く機会がなく(管弦楽曲の吹奏楽版のの演奏はしていましたが)、JPOPばかり聴いていました。
卒業後、器楽曲が懐かしくなり19歳の頃初めてオーケストラを聴きに行き、感動!!(西本智実さん指揮・日本フィルの名曲コンサート・児玉桃さんチャイコフスキー ピアノ協奏曲1番・ショスタコーヴィチ交響曲5番でした)
周りはクラシック音楽を聴く友人が少なく、ネットやYouTubeを見て手探りで6年間クラシック音楽を楽しんでいましたが、何かが足りないと思うように…。
このブログを通してクラシック音楽の事を皆さんに教えて頂きたい!という思いと、自身の備忘録として初めてみました。
拙い文章ですがどうそよろしくお願いします!